SSブログ

セクハラヤジの音声分析:「自分が産んでから」「がんばれよ」議場で笑いが起きる [政治]

塩村文夏都議に対するセクハラヤジ問題で、テレビ朝日が音声分析を行いました
音源は、都議会の記者席で朝日新聞記者が録音したものと、都議会が庁内放送で流した都議会中継の音です。
音声分析に協力したのは日本音響研究所(鈴木創所長)です。

shiomura.jpg
http://soutakadis.xsrv.jp/?p=3331より

こちらに音声分析で聞かれたヤジの詳細が出ています。
http://www.asahi.com/articles/ASG6W7RPPG6WUTIL02F.html


以下朝日新聞デジタルより引用
----------------------------

塩村都議:東京は、都会であるがゆえに周囲との関係が希薄で、女性が妊娠、出産、育児にかかわる悩みを一人で抱えてしまうという弊害があります。(中略)妊婦さんを支える仕組みはとても重要であり、私も所属をする厚生委員会で、この件についての充実をお願いをしてきました

鈴木章浩都議の声:早く結婚した方がいいんじゃないか

男性の声:自分が産んでから

男性の声:がんばれよ

(議場で笑いが起きる)

塩村都議:今後、妊娠、出産に関して

男性の声:動揺しちゃったじゃねえか

塩村都議:悩みを抱える女性たちの問題に対し(中略)具体的な取り組みをお願いいたします。

男性の声:いやー、先生の努力次第

塩村都議:また、不妊の原因は女性だけではなく

男性の声:やる気があればできる

塩村都議:男性にも原因があります。男性の協力を得る難しさから、悩みが大きくなる女性たちのサポートも必要です

---------------------------------------------------------------
引用終わり



質問に立つ新人女性に対して複数のオヤジがセクハラヤジを飛ばし、それに対して周囲のオヤジたちから笑が起きる…おぞましい世界です。
塩村議員でなくても悔し涙が出るでしょう。


これを自分の職場に置き換えるとどうでしょう?
たとえば会議の席なんかで、このような事態がありえるでしょうか?
政治家という世界の異常さ、いかに世間の常識とかけ離れているかがよくわかります。

しかも、この期に及んでまだ鈴木章浩議員以外の発言者が出てこない。
もうこれだけ時間が経って騒ぎも大きくなってしまいましたから、本人が名乗り出るのは難しいというのはわかります。
問題は、周りの議員たちです。

セクハラヤジ発言に笑いが起きたのですから、多くの議員がその発言をはっきり聞いたのです。
誰が発言したのかわかっている人も多いはずです。
笑ったことを責められるのが怖いのでしょうか?
オヤジ同士、仲間をかばいたいのでしょうか?
一歩間違えば自分もセクハラヤジを飛ばしていたかもしれないからでしょうか?


鈴木章浩議員という生け贄1人でこの問題を終わらせてはいけません。
徹底的に声紋分析を行って犯人を特定すべきでしょう。
また、聞き取り調査だけでなく無記名のアンケート調査などもおこなうべきではないでしょうか
議員同士のしがらみとかもあるでしょうしね。


スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。